2020年9月29日火曜日

やっぱりファインダーとズボラズームだよねって話

 自分にとってA7RM3がA7M3よりも良いところは二つで、ひとつはEVFが高精細になっているところ。もうひとつは高画素センサー機だというところです。

●EVF(約360万ドットの電子ファインダー)

A7M3の約230万ドットのEVFと比べて、とても精細です。これによってピントのヤマが掴みやすくなりました。AFがメインでも、ピントがちゃんと合っているのを見極めるときに重宝します。AFも万能ではないですからね。MFの時は言うまでもなく見やすいです。

あと、ファインダーって奇麗でよく見えると撮ってて楽しいじゃないですか? 写欲を刺激してくれますし、楽しめる要素が増えるって最高だと思います。

●高画素(約4200万画素のセンサー)

画素数が多いのはメリットです。まず、APS-Cクロップしても1800万画素で記録できるのでクロップ耐性がめちゃ強です。A7RM3を持って出かけるってことは、フルサイズセンサー機とAPS-Cセンサー機を二台持ってるのと同じことなんです。しかも、レンズのズーム域がクロップモードによって変わります。例えば50㎜の単焦点レンズを1本付けて出掛ければ、APS-Cの75mmも1本持っているということなのです。

そして、A7M3の方が良かったところもふたつ。

●高感度

A7M3と比較するとやはり高感度性能は約一段分低いです。でもですよ、一段ですよ! たったの。

そもそも、A7M3がISO12800でもいけるのが悪いんです(違

それよりも一段低いだけなので、A7RM3も充分高感度性能いいんです。ISO6400でもなんとか使えるので、個人的には合格ですね。

さすがにISO12800以上は厳しいですけどね。(ただ、ネットでのUPなら自分的には12800~25600も許容範囲です)

ここを納得できない人は無印の3がベストですね。

●AF性能

これ、ファームアップされてたりするせいかもしれないですが、一般に言われるほど、自分的にはあまり差を感じないですね。個人的にちょっと瞳AFの喰いつきが弱いような気がするくらい。

ポートレートや激しく動く被写体がメインではない僕にはそこまで差を感じることはないようです。

たぶん、A9あたりと比べると大きな差を感じるのかもしれないですね。

AFはそこまで差を感じていないので、クロップやトリミングの耐性と奇麗に見えるEVFを得るために、高感度性能を「行って、来い」した感じですね。

さらに今回はTAMRONのズボラズームwです。


28-200㎜という約7.1倍の高倍率ズームでありながら、F2.8-5.3とそこそこ明るいのが魅力です。

兎にも角にも、これ1本ですべてOKという便利さがステキなのですが、それ以上に全域でよく解像するのも凄いですね。

もちろん、何十万もする大三元レンズや単焦点レンズにはかないませんけど。。。

28-70mmまででF2.8-4.0ですし、解像感もかなりいいです、少なくとも周辺が解像しないA7M3のキットレンズより全然よいです。

テレ端もそれなりに解像します。この手のレンズの望遠側は快晴の時は良くても、曇りの時になんだかへんなくもりがかかったようになりがちなんですけど、そんなこともなくどんな時でも安心してテレ端で撮れるってのは心強いですね。

上記「高画素機」の項でも書いていますが、A7RM3の高画素の恩恵で200mmを換算300mmにクロップして使えます。つまり、フルサイズ28-200のレンズがAPS-Cで換算42-300のレンズとしても活用できるのも、さすが便利ズームと言えるでしょう。

あと、欠点としてよく言われる28㎜始まりですが、僕はあんまり広角厨ではないので、28㎜で撮れればそんなに気にならないです。

正直言って、28㎜/F2.8というのがいいので、24㎜/F2.8始まりとかだと、たぶん28mmがF3.2くらい、70㎜ももう少し暗くなってしまうかもなので、現状がベストバランスじゃないでしょうか。

そんなわけで、A7系は単焦点レンズを1~2本買って、単焦点専用機にしようと思っていたのですが、こんな便利ズーム使っちゃうとこのシステムだけでいいやん!となって、他のカメラの持ち出し率がめっちゃ下がってます。


結論、A7RM3と28-200(A071)だけで、ほぼ最強無敵です。

もうこれでレンズ沼&ボディ沼とはサヨナラできますね(大嘘


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